イベント・レポート/NPOの社会責任について考える

NPOの社会責任について考える
日 時:2015年9月27日(日)13:30~16:30
◆会 場:名古屋YWCAビル 4F 404号室

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当日は参加者12名に加えて我々スタッフ6名が4つのテーブルに別れてスタートを待ちました。

まずメンバーの中村奈津子さんからの始まりの挨拶に続いて、ゲストの講演へと移りました。講師はIIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]の川北秀人さん。「NPOこそ取り組むべき『組織の社会責任』とは」と題してお話しいただきました。

Kawakita_2 川北さんご自身並びにIIHOEの取り組みの基本的な考えの紹介に続き社会課題への取り組みについて次のような要点を示しながら、お話がスタートしました。

・NPOの取り組みは行事型から事業型へ移行しつつある。
・行政では小規模多機能自治が注目を集めている。
・いずれも共通するのは、総働を目指す必要があるということである。

次に当日のテーマであるISO26000に関しては、次のようなポイントが挙げられました。
・CSRではなくSRである。企業だけでなく、NPO、行政、労組にも社会責任は問われている。
・ISO26000は意思決定のガイドラインなのだ。

2035年には11人に一人が85歳以上となることや、ある自治体では最近の8年間で児童・高齢者・障害者・生活困窮者などに対する扶助費が倍増している現状であるのに、対応すべき行政職員数は減少傾向にある、という例をあげつつ、お話の締めくくりとして「自治体及び協働する事業者が負うべき社会責任への意識の高まり」の中「社会責任を果たす事業者が適切な評価を受け、経済的にも持続可能な環境」を整えるためのツールを提供する必要性が訴えられました。

Groupwork 休憩を挟んで、完成したばかりの「NPOの社会責任を考えるワークブック」を使って参加者全員で、自らが関わる団体の社会責任をチェックしてみました。ISO26000に沿って次のような項目に分かれています。
「組織統治」「人権」「労働慣行」「環境」「公正な事業慣行」「消費者課題」「コミュニティへの参画およびコミュニティの発展」
参加者の皆さんが日頃の活動を振り返りながら真剣な面持ちでチェックシートにペンを走らせていました。

締めくくりとして、川北さんに進行してもらいながら参加者の皆さんの振り返りの声を聞き、閉会となりました。

最後に、当日の参加した皆さんからの声を紹介してレポートを終わりにします。
・運営側と被雇用者との区別があいまいな場合がよくある。
・分かっていてもなかなか取り組めていない。
・ワークブックのデザインが素敵だ。
・ヴァリューチェーンなど、意味のよくわからない用語がある。
・ISO26000の全部に一気に取り組むのは無理なので、順番に進めていくしかない。

Workbook

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