シンポジウム 場と対話するアート
シンポジウム ギャラリーや美術館など作品の展示を目的とした場所ではないところでも数多くのアートを目にします。いろいろな場所との関わりを持ったアート活動に携わっているゲストをお招きしその活動を紹介してもらいます。
「場と対話するアート」
お話し
曽我高明(現代美術製作所ディレクター)
三田村光土里(アーティスト)
飯高克昌(ANEWAL Gallery)
写真展示とお話し(写真展示は8月25日から9月6日まで行ないます。日曜休。)
正色隊
歓迎パフォーマンス
赤塚ベッキヰ
日時
2008年9月6日(土曜)
15時開始(19時30分頃終了してその後交流会をします)
入場無料(カンパをいただけると助かります!)
主催 よろずアートセンターはち
暮らしの風景の中では作品だけでなく展示されている場所にも重要な意味があることに気付かされます。
今回のシンポジウムで登場する場所は東京は下町の長屋だったり京都の古い町家の連なりだったりします。 まず作品を作るにあたって最初に場とアーティストとの対話が始まります。 その場でアーティストが滞在して制作することもありますから,そんな時対話はさらに深まり密なものになります。そうして完成した作品はギャラリーなどでは感じられないような時として荒々しくもある剥き出しの表情をしばしば見せてくれます。
このことは単純に鑑賞者の心を掻き立てます。少なくともアートと直に接しているという実感が強まります。何か新たな可能性を感じずにはいらせません。
こんなアートのあり方についてこのシンポジウムを通して考えてみたいと思います。
当日のタイムテーブル
15時 赤塚べっきヰによる歓迎パフォーマンス
15時30分 曽我高明さんのお話し
16時15分 三田村光土里さんのお話し
17時 休憩
17時15分 正色隊の写真紹介
17時45分 飯高克昌さんのお話し
18時30分 質疑応答
19時15分 交流会
ーーーーー
参加者のプロフィール
曽我高明(現代美術製作所 ディレクター)
1958年 東京生まれ。早稲田大学文学研究科修士課程修了。
1997年 墨田区向島で現代美術製作所を開始。
大岩オスカール、三田村光土里,kosuge1-16など、国内外のアーティストの展覧会の傍ら、アートを活かしたまちづくりに取り組んでいる
NPO法人向島学会理事。
http://www15.ocn.ne.jp/~g-caf/
--------
三田村光土里(アーティスト)
1964年 愛知県生まれ。
1985年 南山短期大学人間関係科卒業。
1988年 名古屋ファッション専門学校卒業。
1994年 現代写真研究所基礎科修了。
日常の記憶と記録の人生にとっての関わりをテーマに、写真や音楽、日用品など、様々
な要素を用いたインスタレーションを国内外の美術展で多数発表。海外での評価も高
く、2005年にはフィンランドに一年間滞在してフィンランド国内で個展を巡回。2006
年にはウィーンのSecession芸術館での個展ほか、最近では滞在制作による場所の特
性を生かしたコミュニケーションを用いて、体験型の作品の発表も積極的に発表して
いる。2007年は、「向島芸術計画」において、東京の下町の長屋で一ヶ月滞在制作。
2008年はロンドンでの滞在制作に続き、東京での個展 “Art & Breakfast”では、来
場者との朝食、公開制作、空間造形など幅広いプレゼンテーションを集約した新作を
発表し好評を得た。
http://www.midorimitamura.com/index.htm
--------
飯高克昌 (ANEWAL Gallery)
1999年 東京造形大学環境デザインコース中退、京都精華大学建築学科編入
2002年 京都精華大学建築学科卒業後、設計事務所入所。
2003年 設計事務所退所。以後空間設計、WEBデザイン、グラフィックデザインを主にフリーランスとして活動を開始。
2004年 BIWAKOビエンナーレ「トキハ館PROJECT」出展。築120年の京町家を設計改修、「ANEWAL Gallery」オープン。
2005年 複数の町家で同時期にイベントを開催する「楽町楽家」の立ち上げにアートディレクターとして参画。日本最古の花街、上七軒を中心に町家ライトアップイベント「都ライト」を開催(〜現在)。
2007年 京都にて合同会社Guniw設立、東京事務所開設。以後、関東関西を問わず活動。現在に至る。
--------
正色隊
「正色(しょうしき)隊・正色写真倶楽部」という写真・カメラ好きが集まった会。
2003年に20数年振りに再会した同級生がカメラ話で盛り上がり、消えて行こうとしている同郷(名古屋市中川区下ノ一色)を撮影・記録し、アナログ機メインにカメラ・写真+まちの話しをするのが目的で「正色隊」を結成。
今後は、メンバーの関わりのあるまちや興味深い風景などを訪ね歩き、隠れた「パタン」を撮影したいと考えている。
一柳 亘
鵜飼 真
中川 博樹
水野 誠司(STUDIO PUUKKO)
水野 初美(STUDIO PUUKKO)
--------
赤塚ベッキヰ(AKATSUKA vekky)
2007年:名古屋造形芸術大学(現 名古屋造形大学)卒業
<主なパフォーマンス参加>
2007年5月:プレ野点(+gallery )
2007年10月:錦大夜総運動会(T.A.G.IZUTO)
ーーーーー
翌7日にもすごいイベントが!
「アートサミット@8」
2008年9月7日(日曜)15時より カフェ・パルルにて
入場無料(カンパ制)
この地域で活動するアーティストやアートに携わる人達が集まっての一大アートミーティング。地球の危機を救う新たな枠組みが示されるのか!
| 固定リンク
「イベント」カテゴリの記事
- ワールド・カフェを楽しむ会 #4 (名古屋)(2015.11.07)
- トーク&コンサート "JAVA LIFE & LIVE"(2015.10.04)
- 『根本敬の映像夜間中学』15年ツアー(京都、福岡、広島、大阪、名古屋)がパルルにやってくる!(2015.04.28)
- ライブ 『舟ににている』(2015.03.04)
- 3月6日金、Ettのライブ(2015.03.02)
「アート」カテゴリの記事
- トーク&コンサート "JAVA LIFE & LIVE"(2015.10.04)
- 『根本敬の映像夜間中学』15年ツアー(京都、福岡、広島、大阪、名古屋)がパルルにやってくる!(2015.04.28)
- 【パルル商工会新聞2月号の訂正のお知らせ】(2015.02.19)
- ゼミ 「日常システム」を面白くするイメージを名古屋で考える 序(『戯曲|東京の条件』発刊記念)(2014.02.12)
- 魔法じかけの言葉 vol.4(2014.01.15)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント