大谷能生、大いに語る
2008年1月20日(日)
14時開場 14時30分開始
入場料 予約1800円 当日2000円
音楽家であり批評家である大谷能生が2007年10月に上梓された自著『貧しい音楽』についてお話しします。大谷能生の音楽とは何かという問いに対する答えを寸分漏らさず精緻な言葉で綴ろうという強い意志には心打たれるものがあります。が、同時に何故にそこまで力を込めて文を残さねばならぬのかという疑問も湧きます。しかもmasやsimで活躍する音楽家でもあります。文章をものする音楽家は枚挙にいとまがないし、中にはそのまま作家になったりする人もいます。一方で文士劇のように文筆家が他ジャンルに手を出すことは余暇の趣味ように扱われがちです。ミュージシャンに転身した作家っているのでしょうか。音楽と文章、どう違うのでしょうか。すみません、脱線してしまいました。1月20日の当日はぜひ大谷能生が筆を取り続ける(あるいはサックスをブロウし続ける)訳もじっくり聞けたらと思います。
ご予約はメールにてお願いします。
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さらにその先にこんな大谷さんによるトークシリーズを予定しています。
連続レクチャー「二〇世紀の歌と抽象 --ポピュラー・ミュージックと「ジャズ」」
第一回目 2008年3月21日(金) 「I Loves You , Porgy」
第二回目 2008年4月18日(金) 「White Christmas」
第三回目 2008年6月13日(金) 「Just One of Those Thing」
第四回目 2008年7月25日(金) 「My favorite Things」←日程が変わりました
四回目は当初7月18日の予定でしたが日程が7月25日に変わりました。
各回 19時より
入場料 予約1800円 当日2000円
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大谷能生:
1972年生まれ。批評家、音楽家。96年〜02年まで音楽批評誌「Espresso」を編集・執筆。
様々な雑誌、webへの執筆・寄稿を行い日本のインディペンデントな音楽シーンに深く関わる。2004年9月、菊地成孔との共著『憂鬱と官能を教えた学校 【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史』(河出書房新社刊)を上梓。2004、2005年と同氏と共に東京大学教養学部にて講義 を担当。『東京大学のアルバート・アイラー 歴史編』『同 キー ワード編』(菊地成孔・大谷能生/メディア総合研究所)として書籍化される。他に、『日本の電子音楽』(川崎弘二著 大谷能生協力/愛育社)、『200CDジャズ入門 200音楽書シリーズ』(200CDジャズ入門編纂委員会編/学習研究社刊)等。2007年10月に月曜 社から初の単独批評単行本『貧しい音楽』刊行。音楽家としては、sim、masなど多くのグループに参加。2006年12月にはソロ・アルバム『「河 岸忘日抄」より』(原作:堀江敏幸)をHEADZからリリース。その他さまざまなセッションで演奏を行っている。
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